Littermateについて
Illust
投稿日:2023-06-11
最終更新日:2023-11-12
Littermateとは
2022年まで大学院で生物学の研究を自ら進める中で、生物学が内包する自由さと厳格さの二つの特性に気づき、その面白さを発信するべく立ち上げたブランドです。
どんな作品?
生物学の世界観をストリートカルチャーに落とし込んだイラスト作品を制作しています。
生物学の世界には様々なモチーフが溢れています。
例えば遺伝子が改変され体毛が白と黒のモザイク柄になったハツカネズミ、頭から脚の生えたショウジョウバエ、アルファベットといくつかの波線で構成された不思議な暗号図など。
それらはあたかも空想の中のポップなキャラクターや魔法の文書のようです。
登場する生き物はよく見るものだけど、よく見るとどこかおかしい…。
そんな様々なモチーフをストリートカルチャー風にデザインしています。
作品制作の目的
目に見えない一塵のホコリの混入も許されないクリーンな実験室、膨大な実験データからモニターに映し出される無機質な数字の羅列、想像を排した強固な理論武装が要求される討論……
生物学はあまりに厳密です。
一方で、「命とは何か」を追究すべく、時には生物の設計図である遺伝子を書き換え、何百年と積み重なった先人の知を取り入れながらも、その誰もが通らなかった道を切り開き、真理を見つけ出す……
生物学は自由で挑戦的でもあるのです。
今まで前者の堅苦しいイメージばかりを世の中は抱いていたと感じています。
それに対して、生物学、ひいては生命の神秘性や、それに立ち向かう研究者の勇姿に、関心をもってもらうために作品を発信しています。
Littermateの価値づけ
生物学は決して他人事の学問ではなく、自分という存在の在り方を化学反応や数式で表す試みと言っても過言ではありません。
人間以外の動物や植物やバクテリアにも「命」があること、感情や習性含めいくつかの生命活動の仕組みはサイエンスで説明がつきつつあること、それでもなお人類には理解でき得ない神秘がまだまだあることなど、
生命の面白さを知るきっかけになれればと思います。
今までサイエンスに関心がなかったり、堅苦しいと思っていた方こそ、自分を見つめ返す新たな気づきが生まれるかもしれません。
発信
NFTを作成し、発信しています。
プラットフォームであるOpenSeaにて公開しています。
【詳しくはこちら】https://opensea.io/YuichiroMasuda
また、ストリートファッションブランドも展開し、定期的にアイテムをリリースしています。
【詳しくはこちら】https://littermate-official.vercel.app/